とうてい (唐棣) 

学名  Amelanchier sinica
日本名  
科名(日本名)  バラ科
  日本語別名  
漢名  唐棣(トウテイ,tángdì)
科名(漢名)  薔薇(ショウビ,qiángwēi)科
  漢語別名  棣(テイ,dì)、棠棣(トウテイ,tángdì)、(イ,yí)・枎(フイ,fúyí)、扶蘇(フソ,fúsū)、紅栒子(コウシュンシ,hóngxúnzĭ)
英名  

 ザイフリボク属 Amelanchier(唐棣 tángdì 屬)については、ザイフリボク属を見よ。
 今日の漢語で唐棣(トウテイ,tángdì)と呼ばれる植物は、これである。
 古い時代には、唐棣と呼ばれる植物について、二説があった。
 (一)、郁李・薁李(イクリ,yùlĭ)、即ちニワウメ。但し、これは常棣(ジョウテイ,chángdì)を誤ったものであり、本来の唐棣ではない、という。
    『爾雅』釋木に、「常棣、棣。〔今山中有棣樹、子如櫻桃、可食。〕」と。
    『論語』士罕篇に、「唐棣之華、偏其反而。」と。
 (二)、
ヤマナラシ(ハコヤナギ)の仲間の名、一名栘(イ,yí)・枎栘(フイ,fúyí)。
    『爾雅』釋木に、「唐棣、栘。〔似白楊、江東呼夫栘。〕」と。
 河南・陝甘・湖北・四川の山地に分布、また庭園に栽培される。
 『詩経』国風・召南・何彼襛矣(かひじょうい)に、「何ぞ彼の襛(ぢよう)たる、唐棣(たうてい)の華、・・・、 何ぞ彼の襛たる、華は桃李の如し」と。この唐棣はニワウメであろう。
 『万葉集』では、唐棣を「はねず」と読む。ニワウメ(庭梅)の誌を見よ。

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